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ムリッポー自作工房

エフェクター自作をはじめとして、オーディオ関連機器の自作記録

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2024年 04月 29日|comment(-)

スピーカー製作記5

最後の仕上げです

スピーカーの箱の中に吸音材を入れることによって音が変化します。
主な理由として、箱の中の反射の仕方を変えることに意味があります!

今回の製作に当たって、吸音材の候補は以下の三つ

吸音材候補1
その辺に落ちてたグラスウール(ガラスが綿状になっているもの)をそれとなく敷き詰めたやつ


吸音材候補2
金魚の水槽とかのろ過フィルター


吸音材候補3
その辺のスポンジ的なやつをまとめたやつ


です!

これ全部実験室に落ちてたのでw
ソースは無料です(ぁ

これらを、スピーカーに入れたり入れなかったりして、特性を見ていきます。


測定系は以下のとおりです


メジャリングアンプ : Bruel&Kjear MA2610
スピーカーアンプ : YAMAHA AX-9
オーディオIF : 忘れた調べる()

マイク : Bruel&Kjear 4190
プリアンプ : Bruel&Kjear 2669

測定にはTSP信号という、すべての周波数成分が都合よく含まれている信号を使い、
研究室にあるインパルス応答解析ソフトを使用しました(理系的

録音したインパルス応答は、audacityのスペクトラム表示を利用してみることにしました。
また、ある程度高度な処理を数値計算ソフトMATLABを使用して確認しました(使用しないけど)

それではaudacityで解析したインパルス応答の周波数特性を見てみましょうw


【吸音材なし】

見てのとおりの特性です。

『専門サポート』
これは、スピーカーがどの周波数をどれくらい出すか、ということを示しています。(比率としてみてください)
上図であれば、8000Hzが一番大きいので、その辺りの音は大きく出てしまうという感じです
一番出てきて欲しいところは、好みにもよりますが、2kHz~3kHzといったところでしょうか。
スピーカーとしては、一直線(フラット)になることが最上級の理想ですがなかなかそうは行きません


【グラスウール敷き詰め】

縦軸のスケールが異なっていますが、低音が少し持ち上がっているのが分かります

【水槽のろ過フィルター】

全体としてフラットになったように見えますが、オレとしては高音が死んだかな?という感じです。
聴感上では、音がもこっとしたような印象を受けました。
バスの返しが強くなったかな?それはそれでありなのですが()

【丸めたスポンジ】

低音が持ち上がり、2kHzあたりも持ち上がっていますが、ちょっとゆがんでしまった感じがします・・・

ここまで特性を上げると、賛否が分かれそうですが、最終的にグラスウールを敷き詰めるようにしました


理由は、特性で理論的に語る部分以上に、音を聞いてみた感じですね。
なにがいい!という説明もつきませんが、なんとなくそれが一番良かったって感じです。


ということで、フル自作スピーカーの完成です。


結構長い時間かかりましたが、完成度としてはとても満足のいく出来となりました。

この製作にあたり、トラ技エレキ工房には大変お世話になりました


また、研究室でかなり自由にスペースを使い、工具などもお借りすることで、ここまで綺麗に仕上げることが出来ました!

特にこの記事を見るわけではないでしょうが、ここで感謝をしておこうと思います。

このスピーカー製作にかかった費用は、後日ちょっとまとめてみたいなぁと思っています。

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スピーカー製作記4

スピーカーの箱を作っていきます!!

ホームセンターで木材を購入!
厚さ13mmの板を、そのままホームセンターで加工してもらいました!

早速自在きりで穴をあけry


圧 倒 的 失 敗 

つらすぎてなきそうでしたが、一応木材の予備はあるので、もう一度朝鮮

うまく穴が開きました。


スピーカーを取り付ける穴と、バスレフとしてのポートを取り付ける穴です。

材料一覧(ぇ



ちなみに今回は、参考にしている本を参考に、箱容積はおおよそ7.3Lになるように
箱のサイズをW170×D196×H300とします。
また、ポート長は10.8cmとし、ポート開口は塩ビパイプを2.5にしました。

こんな感じ


木工用ボンドで圧着します



少し木材が湿度や温度で歪んでしまったので、完全に正確な圧着は出来ませんでした..

圧着が終わったら、ポートもセメダインで固定します


裏側に穴を開けて


スピーカーからコードをつなげて


端子をつけます


前から見ると塩ビパイプが丸見えでダサいので、これを


切って取り付けます



ということで、概形は完成です!!

あとは、中身に吸音材をつめたりして特性を測ったりします

その結果落ち着いた状態にして、次の記事にしたいなと思います!

以上!

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スピーカー製作記3

ここからは,パーツごとを組み合わせて形にしていきます!


まず,フレームに端子を差し込んで,瞬間接着材で固定します.

そのフレームに,ネジにあてがって巻いたスペーサで安定させて,磁石回路を接着します.


裏はこんな感じです.



コイルを突っ込むところにステープラの芯とかが入り込まないように,
マスキングでふたをしておきます!



ダンパとコイルをくっつけます


それにコーン部分を接着します!

だいぶスピーカーらしくなってきました!!!



東レエクセーヌ.   布です←



これを円形にきります.

スピーカーのエッジ部分です.


エッジをコーンに取り付けます.だいぶスピーカーらしくなってきました!


コイルと磁気回路を融合します.



ダンパとエッジをフレーム側に接着です!


うちのカティサークが重石ですwwww

線をつないで,音がなるかチェックします.


導線を端子にハンダ付けします.



マジで細かい作業過ぎて,やばおでした←

そんなこんなで,完成です!

自作した割には,とてもいい音で感動しました!!!


また特性とか確かめたら随時載せていきたいでーす!



余談

実ははじめ,音がなりませんでした...
原因は二つあって,一つはエナメル線と端子の接点がしっかりとついていなかったこと
もう一つはおそらくコイルを適当に巻きすぎたこと.

なので,一度ぶっ壊して,コイルを巻きなおしました.

コイルきっちり2周巻いて,それを使った結果,ちゃんと音が出ました!

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スピーカー製作記2

続きです!


次は紙の部分を作っていきます。

図面どおりに紙を切り、コーンを作ります。




さて、次はコイル部分を作ります。

ダンボールで作業台を作り、塩ビパイプにスーパーのビニールをまき、テープで固定します。

そこに、コイル用の紙を貼り付けて、コイルを巻いていきます!



巻き始めはこんなかんじ




かなり細いので、結構神経使います。



一周巻き終わりました!



二周目を巻き終わりました。

集中力が切れてとても雑です←



ここまででコイルも完成です。


次は、コイルなどを支える、スピーカーの筐体を作っていきます。

あとで使うスペーサーを作るために、上のネジに合わせて紙を巻くためにきります。



左下に、スペーサー、そしてネジには、丸座銀に固定するためのスペーサーをはさみます。



丸座銀固定します。



次は、スピーカーの肝である、磁石をつけていきます!

磁石は購入時は黒い塊です。
理科の磁石みたいに赤とか青とかついてませんww

今回は、方位磁石で北を確認して、磁石をエナメル線でつるして、磁性を確認します。



NとSがわかったところで、先ほどの丸座銀&ネジに、磁石を固定します。



このとき、磁石が鉄にくっつく習性上、なかなか一定の位置にいてくれないので、
棒をはさんで固定します!

固定された状態のものに、四角い座銀を接着剤でつけます。



この四角の部分が、木のフレームを支えることになります

さきほどのスペーサで位置を安定させて、くっつくまで待ちます。



その間、外部の電流をコイルに伝える入り口である端子を作ります。

学校に行ったら塩梅のいい部品が転がっていたので、もらって作りましたw



これで、ほとんどの部品が完成です。

あとはくみ上げていくだけです!また後日更新しまっす

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スピーカー製作記1

無夢務です。

さて、今回はスピーカーを作りました!よ!



このCQ出版によるエレキ工房No.2というものを購入し、手順通りに作りました!

この記事を見ただけでは作れないように工夫しましたが、まずければ消そうかな疑惑。


とりあえず書いていきますううう!


まず、材料です。





では、実際に作っていきます。

始めは、jw_cad(フリーソフト)を使って図面をひこうと思っていたんですが、紙をシールにしちゃう3Mのノリを建築の学生から教えてもらい、使用することに!!



これで、エレキ工房に載っている図面をコピーして、木材に張り付けれます!



貼り付けた図面に沿って切り抜くために、穴を開けます。



本来、自在キリでいい感じに丸く切るところなんですが、自在キリむっちゃ高いんすよ



これでも安いこうで、ホームセンターで買おうとすると6000円はかかるんです

そんなもの買えねぇよ(怒)

ということで、図面に沿ってハチの巣にします。



これをもぎ取ります。



やすりなどで整形して、木のフレームが完成しました!



次に、ダンパというパーツを作ります。

ダンパとはコイルの位置が中心になるように維持して、なおかつばねの様に振動系を支えます。

塩ビ板に紙を貼り付けて、はさみで切り取っていきます。





完成です!

ここまでで、木材と塩ビ板を使う工程が終わりです、

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