mumumuです
BOSSの定番コンプ、CS-3をmodしてみました。
BOSSのエフェクターは、基本的にすべての電解コンをハイグレード品に付け替えると
音質向上が望めます。
その辺も加味して、いろいろとやってみました。
CS-3 mod と検索すると、いろいろな先人様が記事を書いてくれています
そちらも大いに参考にしました
まず、拾ってきたCS-3の回路図です
変えたところは、
C13 0.047u → 0.056u
C15 0.047u → 0.068u
C17 1u → 2.2u
Q1 2SC732GR → 2SC1815BL
R36 10kΩ → 1kΩ
C1,C3,C14 → コンデンサ付け替え
です。
それぞれ説明していきます。
1.C13 0.047u → 0.056uC13はLevelの前のコンデンサです。
だいたい、増幅段の後に挟まれるコンデンサは、ハイパスフィルタ(HPF)の役割をしていると思って問題ないと思います。
正確には、直流成分を除去するカップリングコンデンサだと思います
この類のコンデンサは容量が大きいほど、低域を通してしまいます。
フィルタの計算式まで話すとややこしいですが、そういうものだと覚えればそれでよいです。
今回は、tropical fishの0.056uに変えてみました。
tropical fishはギターのトーン回路に使うとLOWの張りが出るというようなことを聞いていたのでw
実際聞いてみるとほんの少し厚みが出たかな?程度しか変わりませんが、後ろにオーバードライブとか入れてみると、違いが感じられるかなぁという具合。
もったいないので、ここはスイッチで切り替えれるようにしておきましたw
2. C15 0.047u → 0.068uここも、先ほどと同じく、HPF
容量を大きくすると、心もち太くなります。
ここは、フィルムコンデンサの、少し高級な感じのものを使いました。
MKT1817というコンデンサで、定評がいいです。
一部使ったからといってどうなんだよ、というのも否めませんがw
私はたまたま持っていたので使っただけですが、コンデンサとしてはおすすめです。
ほかのWIMAとかでも全く遜色はないと思います。
3. C17 1u → 2.2u出力前の最後のコンデンサ
音の要という部分ですね。
ここは、定数もそうですが、選ぶコンデンサによって音が変わる部分でもあります。
私はたまたま持っていたMUSEにしましたが、タンタルコンデンサなどもいいかもしれません。
(切り替えつけてみようかな…)
ちなみに、ほかの電解コンはほとんどELNAに変えています。
一部nichiconのファインゴールドもある
これはもう好みですね。
私はELNA好きですよ。
4. Q1 2SC732GR → 2SC1815BLここは受け売りで、あまり考えずに変えました。
出力前のバッファ部分で、トランジスタの特性によって出力が変わるって感じですね。
音の勢いが出た印象はありますが、気のせいかもしれません
5. R36 10kΩ → 1kΩレベル前の抵抗です。
抵抗が小さいほど、大きくなります。
あまり小さくしすぎてもいけないので、1kΩ位にします。
とまぁ、ほとんど受け売りで、自分が「効果が出そうだな」と思うところを変えました。
CS-3は結構薄っぺらくなようなコンプでしたが、このmodで心もち気持ちよくファットな感じを得たようです。
やってそんなことは一つもないですし、部品など余っていたらお試しいただきたいです!
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