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ムリッポー自作工房

エフェクター自作をはじめとして、オーディオ関連機器の自作記録

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2024年 04月 26日|comment(-)

ピックアップ交換

さて、今回はピックアップ交換です!

以前ペグを交換したkokoperi3001のピックアップを変えます!

参考→ペグ交換

今回変えるのはこのピックアップ。



友人から中古3000円で譲ってもらったEMG(たぶん81)です。


まず、弦を切り、変えるPU(今回はRHYTHM側)をはずします。



この時ねじはPUの磁石にくっつけるのがオススメです。

オレは一度失くし全力で探しました((

ちなみに変えないほうのPUは外さずに同居させます。

このkokoperi3001ですが、TREBLEのほうの音はそこまで嫌ではないので、もうちょい使います。


さて、EMGはアクティブPUなわけですが、配線が思いっきり変わるかといえばそうでもありません。

適当すぎる絵で申し訳ないですが、要するに電池が要るか要らないかです。



上の図で言うと、PU交換には

PUからoutput(実際にはボリューム可変抵抗に繋がっています。)へ行く線を外し
アクティブPUの線をそこに取り付け  (線ごと、まったく同じ配置で配線し)
あとは電源用の電池をつけるだけ。

ということになります。

実際に写真と共に説明すると



ここに来ている線が、在来のパッシブPUの線です。

今回もらったEMGは、中古で線が短かったので、
パッシブPUの線を切ってそこに配線することにしました。

なので、線を切ります。



再三言いますが、ここで切った線は、ボリュームに繋がっている線です

皮膜を剥いて、EMGのPUの皮膜も剥き、この二つをくっつけます。


ちなみに、EMGのPUの皮膜は、シールドが結構強いです。

皮膜の下に、網状のシールド(金属膜)があり、さらにその下に皮膜+線があります。



話は戻り、上記の線をつなげれば、PUから出た出力はボリュームへと向かい、outputされるわけです。


アクティブPUには、電池に繋がるべき配線もにょろっと出ているので、
信号出力する線をくっつける前に、電池用の配線も済ませましょう。


まず、電池を格納できるであろう唯一のスペースに電池を入れるため、
ボリュームの抵抗が入っている部屋から、PUの電源用の配線を持ってくる必要があります。

なので、切った弦をPU側から通し、その弦の留まり具に配線を通して、糸通しをします←



反対側に配線が来ました!



これと、PUの電源用の線(大方赤い線です)をつなげます。



ハンダでしっかりとつけて、マスキングテープで絶縁していますよ!
テープだけじゃないです!

先ほどの、ボリュームから来ている線も、PUの白と半田付けして、PU側の処理はこれで終わりです!




次は、電池に関連する部分をやっていきます。

電池は、
・先ほどPUまで糸通しをした配線にプラスの赤
・GND(グラウンド、アース、接地)にマイナスの黒
をつける必要があります。

では、GNDはどこか。


それはoutputのジャックにあります!

まずジャックを外しましょう



このジャックのGNDに配線します。



画像でも説明しましたが、GNDはジャックの刺さる時にカチッて言うところと
繋がっていないところがグラウンドです。

これで、電池のマイナス側はOKですね。

プラス側も、さっきのオレンジの配線に、電池ソケットのプラスをつければいいだけなので。


はんだ付けして



絶縁します。

ここの絶縁が一番大事なので、ホットボンドや圧着など上手く使って絶縁してください。


これで、配線はすべて終わりました!

オレの場合ですが、ここまできたら一度電池やシールドなどをつけてチェックします。


アクティブPUは触るだけでなんか呻いてましたが、携帯などで音楽を流してPUに近づけ
アンプから音が鳴れば導通している!と確かめることもできます!

音が鳴ったので、いよいよすべてを元に戻します!

ひし形の穴には、電池の絶縁と固定のためにスポンジを入れます。
雑音?え?なんですか?(



弦を張れば完成!



うーん!違和感!
下はダンカンとかにしてやろうかなw(ぁ

今回の交換は、手間とかを考えて線をつぎはぎしてますが、間違いなく音質は削がれるのでオススメしません。
最近のEMGは全部ソケットのようなので、この記事のように人はごく少数派ですねw

まぁ、くわしめに書いたので、参考に出来る人がいれば幸いです。



音の感想です。


フォトジェニに乗っていたPUがあまりにもひどかったので、とても改善されました。

いままでエフェクターなしでgainあげていくと「ぶもおおおおお」みたいな濁り曇った音だったんですが
「ごおおおおおおお」みたいな、ドライブの聞いたいい音になりました。

アクティブPUは電源がある分パワフルですね。
音量も違うようで、同居させているTREBLEに切り替えると、音量下がります。

まぁ初めてPU交換してみたオレが、音どうこうってのも妙な感じなんで、このくらいにします。

晴れてkokoperi3001はkokoperi3002に進化したわけです((
これからちょっと重い音出すときに活躍しそうな予感です。

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