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ムリッポー自作工房

エフェクター自作をはじめとして、オーディオ関連機器の自作記録

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2024年 03月 30日|comment(-)

ペグ交換

ギターのペグを交換します!!

その前に、ペグを交換するギターを紹介します!

【kokoperi-3000】(他ブログに飛びます)
近くの中古ギター販売店にて発掘したB品ギター。
品番はphotogenic LP-260 だと考えられる。
B品として店に入荷し、調整などをしていないため、
どこがB品かもわからないまま購入し、ローポジで少し
ビビりが入ること以外は特に問題なく機能する。
各社のレスポールがマークを入れているところに
ココペリさんの蒔絵を入れたので、ココペリ3000と名付けました!


SH3I0029_convert_20130103181346.jpg

昨日のブログでも上がった写真ですが、これがココペリ3000です!

そして、もともとの製品であろうphotogenic LP-260はこちら




流石はフォトジェニというか、なんというか、ペグが結構ダメで、
すぐに弦が緩んで、音がずれやすかったので、ペグ交換を試みることにしました!

下記の動画の手順に従ってやりましたので、参考までに紹介しておきます。

youtube
http://www.youtube.com/watch?v=ItPFT7iPQCg

それでは、ペグ交換過程です!

このギターにもともとついていたペグのタイプはクルーソンタイプと呼ばれるタイプです!

クルーソンは、軽さなどに優れていて、昔は主流だったため、今もよくギターには標準装備されています。

そして、交換するのはロトマティックタイプのペグです!

pegu_convert_20130103194158.jpg


GROVERという、ペグ界では王道ペグメーカーのペグを使います!
ほんとはGOTOHのペグがよかったのは秘密

これがクルーソンタイプがついている状態のヘッドです。
guitar1_convert_20130103194757.jpg



まず、トラスロッドカバーが邪魔になるので外します。
guitar2_convert_20130103195114.jpg


裏のネジを外していき、ヘッドからペグを取り外します。
(ついでに、弦の反り調整もしてみましたが、特にビビりは解消されませんでした)
guitar3_convert_20130103195420.jpg


全部取れましたー(・ω・´)
guitar4_convert_20130104123211.jpg


ヘッドには、ブッシュという、留め具みたいなものだけがついている状態です!
guitar5_convert_20130104123533.jpg



このブッシュ、ヘッドの穴に結構ぴったりはまっていて、頑張らないと抜けません。
なので、穴のサイズに合う、六角レンチで後ろから押します!
guitar6_convert_20130104155052.jpg

これで、すべてのブッシュを抜きます!

その後、もともとペグの取り付けのために開いていたネジ穴を埋める作業にはいります。

まず、3mmのラミン棒を嵌めるために、ネジ穴を拡張していきます!
guitar7_convert_20130104155213.jpg

電動ドリルなどという近代兵器はないので、地道に手のドリルで開けていきます!

貫通しないように、丁度いい高さに合わせて、ストッパーを撒いています(近くにあったガムテープ)

ところどころ、塗装がバリバリになってきたないところがありますが、これはもともとです…
流石は量産メーカーですねorz

広げた穴に、接着剤を付けて、ラミンの棒を埋め込んでいきます!
guitar8_convert_20130104155334.jpg
このとき、近くにあった瞬間接着剤を用いました!
しかし、白くなってしまうことがあるので、お勧めしません←
木工ボンドまで行かずとも、木工用の接着剤をお勧めします!

3mmなので、ニッパで切れます!
接着剤がみえるくらいで切っておきましょう。

ちなみにラミンとは、ちょいちょい木工日曜大工で使われる木材のことです。
こんな風に使えて、結構知ってる人はしっている物だと思います。
オレは初めて知りました。

接着剤が乾いたら、この作業のためだけに購入した彫刻刀の平刀で出っ張りを削ります。

guitar9_convert_20130104155456.jpg

この途中地点では大きく失敗していませんが、一カ所削りすぎました←
接着剤もしっかりと削りとるとよいようです!

次は、クルーソンよりも大きな穴を必要とするロトマティックのために、ペグ穴の拡張を行います!

ロトマティックは、基本的に太いんですが、表に出る部分はクルーソンと同じ直径で、
穴を広げる必要がないので、深さをペグに合わせ、削っていきます。

guitar12_convert_20130104160819.jpg
こんな感じに、テープ深さを指定しておきます。

それを1000円で購入した、電動ドライバーに取り付け、いざ拡大作業!
guitar13_convert_20130104161052.jpg

1000円のドライバーだったのもあって、結構安定せず、ゆっくりと回転していたので
周りの塗装に少し干渉してしまいました…orz

まぁ、ペグつけたら見えないからいいよね!(ぇ


穴の拡大が終わりました!
guitar14_convert_20130104161437.jpg

ちょいちょいやすりで削ったところのバリを取りながら作業しましたが、やはりドリルが脆弱でした(・ω・`)

これで、晴れてペグを装着できるようになったのですが、ラミン棒の色が周りと不釣り合いなので、
すこし色を付けます。

マッキーの赤色で、少し濃いめに色がつくまでトントンと色を塗っていきます。
guitar17_convert_20130104161635.jpg

すべて塗った後の写真がないのが残念ですが、それなりに隠れます.

もっと精度を上げるには、えんじ色とかそういう濃い色を持ってくるしかなさそうです


ロトマティックのペグを、一度仮止めします。
その状態で、ネジ穴の位置を決め、穴をあけていきます!


guitar18_convert_20130104161824.jpg

ほとは、ネジ穴を決めたら、一回外して穴をあけるべきですが、面倒なのでそのままあけてやりました(ぇ


そこにネジをまわして、固定します。
guitar19_convert_20130104162010.jpg

一度軽く固定してから、表にして恰好を確認して、よければ本気で止めます。

持っているのならドリルとか使った方が楽です。マジで。

ちなみに、各ペグの上側には、ラミンで埋めた後色を塗った部分があります。
色塗りはこんな感じでした。やっぱり普通に分かってしまうくらいです。

最後に、ブッシュをはめます。
guitar20_convert_20130104162322.jpg

ペグをいじったことない人は、ブッシュが何者かわからないと思います。

ブッシュは、表側からペグを固定する部品のことです。
クルーソンタイプでは、穴にぴったりはまり、あくまで裏からねじ止めしたペグの安定感を出させる囲いみたいな感じですが、ロトマティックタイプでは、表側からネジのように固定することができるようになっています。

なので、写真のように、ボックスレンチで締めていきます。

反対側からペグを支えてあげないと、ペグが少しずれてしまうので、支えてあげましょう!

最後に、トラスロッドカバーを取り付けて完成です!
guitar21_convert_20130104162910.jpg

このようにして、kokoperi-3000はkokperi-3001に生まれ変わりました(ぁ

また、手を入れるたびに、番号が増えていきます。次は何を変えようかな!!

予定としては、次はPUです!
音源を取りたいので環境が整い次第ですけど!

それではああああ!

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